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TOEICのPart1が苦手です。オススメの勉強法とかがあればいいけど…
このような疑問を解決します。
今回は、誰でもできるコスパの良いPart1の勉強法を解説します。
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リスニング力に自信がないけど、大丈夫かな?
と思われている方も、ご安心ください。今回紹介する勉強を実践してもらえれば、誰でもPart1をほぼミスなく解くことができます。

実績として、僕のことも少しだけ。
僕は実際にこの方法を実践して、3ヶ月でTOEIC885点を取得することができました。
TOEICの結果が届きました。目標の900点には到達できませんでしたが、無事3ヶ月で800点を超えれたので良かったです。ただ、これは自分にとってのスタートライン。より高みを目指して精進したいと思います。
— ささみ@大学生×英語ブログ (@Sasami1234765) June 8, 2021
て、カッコつけてみましたが、ちょーーー嬉しい😆1人でガッツポーズしちゃいました😂#TOEIC pic.twitter.com/ehT6yIyFIU
この記事では、Part1をコスパよく対策するための「ディクテーション」について詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
読了後は、コスパよくPart1を乗り切ることができる勉強法を知り、短期間でのスコアアップが実現できます。
勉強法だけでなく「Part1の対策方法」についても解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
この記事は、英語力の基礎がある人を対象にしています。「中学英語もちょっと不安だ…」という方は、下記の記事をご覧ください。
>>体験者が語る】英語初心者こそスタディサプリTOEICを利用するべき5つの理由
はじめに:Part1の概要【問題数・時間】

ここでは、Part1の概要について見ていきます。
TOEICはリスニングパート45分・リーディングパート75分の構成で、リスニングパートの第1問目が今回のPart1にあたります。
問題形式は「写真描写問題」と呼ばれるもので、一枚の写真に対して英語で読まれる選択肢(A)〜(D)の中から最も正しいものを選びます。
Part1の最大の特徴は、なんと言っても問題用紙に白黒の写真しか載っていないこと。選択肢は音声で一度だけ読まれます。

この写真を見ながら、下記のような選択肢を音声だけ聞いて選びます。今回の答えは、(A)です。
- (A)There is a lamp on a chair.
- (B)Some guitars are broken.
- (C)A microphone is being arranged.
- (D)A drum is hung from the ceiling.
問題数は全てで6問です。時間に換算すると約3分。
Part1はTOEICらしい独特の問題で最初は混乱するかもしれませんが、しっかり勉強すれば大丈夫です。

やり方次第で誰でも満点を目指せるパートなので、スコアを稼げるチャンスになります。
TOEIC Part1のディクテーション方法【簡単3STEP】

結論からお伝えすると、Part1の最適な勉強方法は「ディクテーション」です。

「ディクテーション」とは、音声を聞いて聞こえたものを文字に書き起こす作業のことを指します。
Part1はこのディクテーションをすることで、コスパ良く勉強することができるんです。
では早速、そのやり方を見ていきましょう。
前提として、この作業は「模試の復習」の際に行います。まずは「公式問題集」などの模試系参考書を解いてからパート別に対策していきましょう。
おすすめの模試系参考書についてはこちらの記事で解説しているので、チェックしておきましょう。
では、効果のあるディクテーションのやり方を見ていきます。手順は以下の3STEPです。
- 何も見ずにリスニング
- ディクテーション
- 答え合わせ・解説
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

このディクテーションはPart2の復習にも使えるので、しっかりマスターしておきたいですね。
①何も見ずにリスニング
まずは、何も見ずにリスニングをします。
この段階で聴き取れなくても問題ないので、ひとまず聞いてみましょう。
②何度も聞いてディクテーション
①が終わったら、ディクテーションをはじめていきます。
ディクテーションといっても、決して難しいことではありません。
紙と鉛筆を用意して、音声を聞き取ったまま文字に書き起こすだけです。
最初は聞き取れなくても不安になる必要はありません。少しずつ聴き取れるようになるので、焦らず何度も聞いて、文字に起こしましょう。
ディクテーションをする際に、スマホアプリを使うと効率的に行えます。公式問題集なら「abceed」を、他の参考書なら「AB プレイヤー」がおすすめです。


文字に起こすだけの作業なので、簡単そうに見えるディクテーションですが、注意すべき点が2つあります。
リスニングをする際の注意点でもあるので、要チェックです。
- 音のつながり(リンキング)
- 前置詞・冠詞の消滅
まず、英語特有の音のつながり(リンキング)に注意が必要です。
例えば、「get out of」という英語は「ゲット・アウト・オブ」とは発音されません。実際は「ゲラァウロゥヴ」みたいな感じです。
このようなリンキングはディクテーションをしている際の聞き取り間違いの原因となります。

ディクテーションを繰り返しているとパターンが掴めてくるので、そうなればリンキングも難しくありません。
また、ディクテーションする際にミスしやすいのが前置詞と冠詞の間違いです。
英語では重要な語(意味をなす語)を強く、重要ではない語(意味をなさない語)を弱く発音するという性質があります。
そのため、前置詞や冠詞などのそれ自体に意味がない語は聞き落としやすい傾向にあります。
これらを意識するだけでリスニング力の伸びが全然違うので、覚えておいてください。

僕も笑っちゃうぐらい的外れな単語を何度も書き間違えてきました。イライラせずに継続するのが大切です。
③答え合わせ・解説
ディクテーションが終わったら、答え合わせをしましょう。
先ほど述べた注意点を意識しながら、自分の聞き間違いの原因を探っていきます。
以上が、正しいディクテーションのやり方でした。
ここまでの作業を全部行っても時間はそこまでかかりません。ただ、効果は絶大です。
ぜひやってみてください。
Part1対策に使える参考書・問題集【これだけでOK】

ここからはPart1対策に使える参考書を紹介します。
が、正直なところ、Part1対策のために買うべき参考書はありません。
ネットの情報だと10冊以上紹介されていることもありますが、ここでは実際に利用してPart1のスコアアップに役立ったと思うものだけを紹介します。
1. 金のフレーズ
まずは、単語帳の「金のフレーズ」がPart1の対策に役立ちました。

その理由は2つ。
- TOEIC単語のみ掲載
- Part1対策コラムも充実
有名な単語帳なのでご存知の方も多いと思います。
金フレの魅力はなんといっても、TOEICに特化した単語帳である点です。
しかし、それだけではありません。
金フレがすごいもうひとつの理由は、Part1対策の「パート1重要語100」というおまけが充実していること。
そこでは、Part1に頻出の単語・熟語が例文と一緒に100語も掲載されています。
しかも、「abceed」を使えば音声も無料で聞くことができるので、これだけでPart1対策の参考書になってしまうんです。
2. 公式問題集
そして、TOEIC史上最高の参考書と言えば「公式問題集」ですが、こちらも大いに役立ちましたね。
当ブログで紹介しているパート別の勉強方法も全て「模試を解いた後の復習」という位置付けで解説しています。
なので、まだ公式問題集を持っていないという方は今すぐにでも購入しておきましょう。

公式問題集をせずにTOEICを受けるのは、戦場に丸腰で行くようなモノです。
現在、公式問題集シリーズは1〜7まで出ています。
ただ、1冊3,300円もするので全て買っているとかなりのお金がかかってしまいます。
「公式問題集は全部買ったほうがいい」という意見もありますが、僕は反対です。
なぜなら、公式問題集の使い方を工夫することで、同じ模試を解き直しても効果を出すことができるからです。

実際、僕は2冊しか買っていません。
おすすめの模試系参考書については、こちらの【厳選】TOEIC対策におすすめの模試ランキング&比較で解説しています。
3. 新形式精選模試
「新形式精選模試」も、公式問題集と同じ模試系参考書ですが、公式から出ているものではありません。
ただ、公式問題集よりも安くて難しいということもあり、かなり評判が高いです。
リスニングとリーディングが別々で販売されており、それぞれに5回分の模試が入っています。
1冊あたり2,090円なので、2冊買っても4,180円なので1セットは購入しておきましょう。

ただ、難易度が公式問題集よりも高いので、700点以上が目標の人だけで大丈夫です。
以上が、Part1対策の参考書の紹介になりました。Part1に特化した参考書は必要ないので、しっかり模試を解いて復習することが大切です。
単語をしっかり覚えて、模試を復習していけば必ず点数は伸びるので、むやみやたらに参考書を買うのはやめておきましょう。
Part1の特徴と解き方のコツ

ここでは、Part1の問題の特徴や解くときのポイントなどを解説します。
Part1は写真描写問題なので、写真に写っている「人」や「モノ」が答えを導くためのカギとなります。
問題パターンは大きく分けて2つです。①人が写っている写真と②モノや風景だけが写っている写真です。
パターン①:人が写っている写真
こんな感じの写真が出てきたら、パターン①だなと思ってもらえればと思います。
パターン①を解く時のポイントは2つ。
- 人の動作に注目
- 人以外のものにも注目
- 動詞の形
パターン①の主役は基本的に人なので、その人が今何をしているかを問う問題が多いです。
写真から写真の中の人が何をしているのかを見ておきましょう。
上の写真なら楽器を演奏しているので「play(演奏する)」がメインキーワードになりそうです。
ただ、TOEICはひねくれてるので、「face guard」や「mask」も答えになる恐れがありますね。
また、人が写っているにも関わらず、人以外のものに着目した選択肢が正解になる場合があります。
人がいるから人だけに集中しようと決めつけるのではなく、選択肢に合わせて柔軟に対応してください。

この写真なら2人の男性の前の楽譜とかも怪しいですね。
そして、最後のポイントは動詞の形です。
動詞の形とは、動詞の活用や時制に注目しようということ。
主に出てくる動詞のパターンは「現在進行形・受動態・現在完了形」の3つです。
動詞の形にも注目して答えを選んでくださいね。
パターン②:モノや風景だけが写っている写真
こんな感じの写真が出てきたら、パターン②だと思ってもらって結構です。
そんなパターン②を解く時のポイントは2つ。
- モノの名前・場所に注目
- 主語に注意
まず、写真の中にあるモノの名前とその場所が答えになることが多いです。
この問題なら「guitar」や「keyboard」などがキーワードになります。

場所も考慮すると「A keyboard is propped up against a wall.」みたいな選択肢が思い浮かびますね。
また、パターン①では主語は大体決まっているので大丈夫ですが、パターン②では何が主語になるかわからないので、主語を聞きそびれた瞬間ゲームオーバーです。
そのような理由からもモノの名前はある程度検討をつけておくことをおすすめします。
そして、Part1の解き方のコツは以下のとおり。
Part1を解くときの3つのコツ
その①:写真のパターンを分ける
その②:キーワードを見つける
その③:頻出単語を押さえる
先ほど説明したような写真のパターンを分けること以外にも、Part1を攻略できる解き方のコツはたくさんあります。
詳しくはこちらの記事で解説しているのでご覧ください。
>>【必見】TOEIC Part1を解くときの3つのコツとその対策法
まとめ:パート1は短期間で対策して、他のパートに時間を割こう

今回は、Part1の効率的な対策方法をご紹介しました。
冒頭でお話したように、Part1は無駄な参考書を使わずに短期間で対策できる方法がしっかりと存在しています。
読了後はまず、公式問題集の模試をひとつ解いて、パート別に対策していきましょう。
パート別に効率的な勉強法を知りたいならこちらの【有料級】3ヶ月でTOEIC800点越えが目指せる勉強法をパート別で解説をご覧ください。
今回は以上です。