
TOEICで高得点をとって、自分のスキルアップにつなげたい。だけど、英語は得意じゃないし、やることがたくさんあって何から手をつけたらいいかわからない。パート別に効果的な勉強法を教えてください。
こんなお悩みをお持ちの方は、ぜひこの記事をご覧ください。
今回は、3ヶ月でTOEIC800点越えを達成した僕が、パート別におすすめの勉強法を解説します。
TOEICの結果が届きました。目標の900点には到達できませんでしたが、無事3ヶ月で800点を超えれたので良かったです。ただ、これは自分にとってのスタートライン。より高みを目指して精進したいと思います。
— ささみ@大学生×英語ブログ (@Sasami1234765) June 8, 2021
て、カッコつけてみましたが、ちょーーー嬉しい😆1人でガッツポーズしちゃいました😂#TOEIC pic.twitter.com/ehT6yIyFIU

実際に僕自身が行っていた学習をベースに、反省点を改善した最強の勉強法です。
この記事を読めば、みなさんの目標スコアに最短で近づける方法がわかり、短期間で成果を出すことができます。
では早速、本題へ行きましょう。
この記事はあくまで「英語力の基礎がある人」を対象にしています。中学・高校英語の基礎が不安だという方は下記の記事を参考にしてください。
>>【体験者が語る】英語初心者こそスタディサプリTOEICを利用するべき5つの理由
はじめに:TOEICの勉強・対策方法はパート別で異なる理由

まず、勉強法を解説する前にみなさんと共有しておきたい事実があります。
それは、TOEICはパート別で勉強法が異なるということです。
この後紹介する勉強法には「シャドーイング」や「音読」と言った、よくある英語学習法も含まれます。
これらは多くのメディアで「効果がある」「最強勉強法だ」と謳われていますが、何に対しても効果があるわけではありません。
しかし、情報だけが先走ってシャドーイングだけで英語が話せるみたいに言われてしまっているんです。
ですが、もちろんシャドーイングをするのに向かない場面もあります。そしてそれは、シャドーイングに限った話ではありません。
つまり、それぞれの問題に適した勉強法が存在するということです。
釘を刺すのにトンカチが便利でも、ネジを回すことに向かないのと同じ。状況に応じて最適な方法をいちいち自分の頭で考えて勉強しましょう。
もちろん、今回紹介する僕の勉強法が全員に合うとは思っていません。また、強制するつもりもありません。
ただ、パートごとに勉強法を見ていただければ、参考になる部分はたくさんあると思います。

参考になると思った部分だけを「盗む」みたいな気持ちでご覧になってください。
TOEIC Part1〜7の勉強法まとめ

では、ここから本題のパート別勉強法を一挙に公開していきます。
全パートに対して、詳細に解説しすぎると読みづらくなってしまうので、この記事では大まかな勉強法をご覧ください。
より詳しい内容は個々の記事にまとめているので、気になるものがあればそれぞれの記事で具体的なやり方や注意点を確認し、効率よく読み進めてもらえればと思います。
では、早速Part1から見ていきましょう。
Part1のおすすめ勉強法【結論:ディクテーション】
Part1の最適な勉強法は「ディクテーション」です。
ディクテーションとは、英語を聞いて自分が聞き取ったままに文字を書き起こす作業のことを指します。
Part1〜4まではリスニングパートですが、ディクテーションも全てのパートで行うと効率が悪いです。
ディクテーションは文字を書き起こす作業が必要なので、長文を対象に行うと莫大な時間を要します。ただ、Part1は文量が少ないため、ディクテーションの恩恵を最大限に受けられるんです。
一方でPart3・4は文量が多いため、ディクテーションではなく「シャドーイング」が向いています。
そのPart1のディクテーションのやり方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
>>【コスパ最強】TOEIC Part1の対策と勉強法【ディクテーション】
Part2のおすすめ勉強法【結論:ディクテーション】
お次はPart2です。こちらのパートの最適な勉強法は「ディクテーション」です。
「Part1と同じなんですか」と思われた方、その通りです。
実はこのPart1・2は全く同じ勉強法が通用します。なので、要領を掴めば両パートとも効率よく勉強を進めることができますよ。
ただ、Part2に特化した勉強法も一部こちらの記事で紹介しているので、読んでおくことをおすすめします。
>>【スコア爆上げ】TOEIC Part2の対策と勉強法【ディクテーション】

難化傾向にあるPart2を対策するには、「フレーズ暗記」が効果的です。詳細は上の記事をチェック!
Part3のおすすめ勉強法【結論:シャドーイング】
Part3の最適な勉強法は前述した「シャドーイング」です。
シャドーイングとは、英語の音声を聞いて、それと同時に自分も聞こえてきたままに声を出すという勉強法。
ただ、一般的に言われているこのようなやり方のシャドーイングではあまり効果はありません。
僕自身、何も考えずにシャドーイングがいいと信じ切って続けていましたが、そこまで効果はなかった過去があります。
でも、みなさんには同じような失敗をして欲しくありません。なので、この記事に「確実に効果が出るシャドーイングの10STEP」をまとめました。
>>【シャドーイング】TOEIC Part3の勉強法と対策ポイント
結論から言うと、シャドーイングはその前段階の準備が非常に重要で、それを怠ると効果が半減してしまうんです。

TOEIC高得点に最速で辿り着きたいと考えているなら、必見です。
Part4のおすすめ勉強法【結論:シャドーイング】
Part4のおすすめ勉強法も、Part3同様「シャドーイング」です。
やり方も同じ。こちらの記事で詳しく解説しています。

Part4対策や解き方のコツについても解説してますよ。
正直に言うと、このシャドーイング法は超しんどいです。
最初は全てのステップを終えるのに40分以上かかると思います。しかも、それで問題が1問分です。
ただ、効果は間違いなくあります。
本気でTOEICを勉強したい、将来のために頑張りたいと考えているなら、ぜひトライしてみてください。
Part5のおすすめ勉強法【結論:精読&音読】
結論から言うと、Part5からPart7までは全て「精読」と「音読」です。
ただ、前述したようにどのパートに全く同じ方法で勉強しても効果はイマイチ。それぞれのパートに適した方法があるので、気をつけてください。
実際、Part5は精読・音読で勉強を進めますが、これだけでは対策しきれません。
僕はPart5はそれに特化した専用の参考書を一冊買って勉強したので、そちらも並行して進めることをおすすめします。
その参考書というのが「1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急」です。
本書はPart5に加えて、おまけ的にPart6も対策できる良書。解説もわかりやすく、Part5を時短したいなら、文法特急は必須参考書になります。
詳しいPart5の勉強法についてはこちらの記事をご覧ください。
>>【伸びない人は知らない】TOEIC Part5の対策と勉強法
Part6のおすすめ勉強法【結論:精読&音読】
Part6も精読と音読がオススメです。
特に音読に関してはPart7よりも優秀な文章が多いので、総合的な英語力を身につけることができます。
ただ、この音読もシャドーイングと同様に、準備段階が非常に重要です。今回なら「精読」の部分。
パートという垣根を超えて、TOEIC全体に対して意味のある英語力を身につけたいなら、ひとつひとつの勉強が「何のためか」を意識して取り組みたいですね。
Part7のおすすめ勉強法【結論:精読&音読】
Part7の勉強法も精読と音読がおすすめ。
ただ、何度も言うようにやり方は異なります。
Part7は復習で英語的な観点を勉強するというより、「解き方」を学んでいくべきパートだからです。
複数の文章で構成されていたり、選択肢がややこしかったりで読解が難しいのではなく、”解くこと”が難しいパートなのがPart7です。
精読・音読ももちろん大事です。しかし、Part7にはPart7に効果的な進め方で勉強してください。

Part6とはプロセスが全然違うので、要注意です。
詳しくはこちらの記事にまとめてあるので、気になる方はぜひご覧ください。
>>【時間足りない人必見】TOEIC Part7の対策と勉強法
以上で、パート別の勉強法の解説を終わります。
まとめ:TOEICをパート別で勉強して、目標点を最短で取ろう

今回は、TOEICの勉強法をパート別で紹介しました。
もう一度ここで、パート別の勉強法をおさらいしておきます。
詳細を知りたいなら、青字をタップして、個別の記事にジャンプしてくださいね。この記事がみなさんのスコアアップに少しでも役立てればと思います。
というわけで、今回は以上です。